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№2      

JBA BAR「洋酒博物館」


「所狭し」

 

 銀座交詢社ビル。

 

福沢諭吉が明治13年に設立した

 

政治家・経営者を対象とした

 

日本で最初の会員制社交クラブ「交詢社」の

 

クラブハウスビルである。

 

「交詢社」の名は福沢諭吉の

 

「知識を交換し世務を諮詢(しじゅん)する」

 

という言葉に由来するそうである。

 

(※諮詢(しじゅん)  相談などの意。)

 

東京大空襲をもかいくぐったそのビルの

 

そのすぐ側に1,000種類以上の世界の洋酒が

 

バックバーはもちろんのこと、

 

目の前の止まり木上の柱上にまで

 

酒瓶達がびっしり所狭しと列ぶ

 

一級のバーがお店を構える。

 

「洋酒博物館」。

 

恐らく洋酒数は都内のバーの中でも

 

屈指の品揃えの多さであろう。

 

往年のバーボンファンにとっては

 

大変懐かしのバーボン「ラッキーストライク」など

 

終売モノのウィスキーや

 

アイラのアンティークも顔を並べ、

 

さらには世界のシェーカーたちも

 

楽しむことが出来る。

 

そんなお酒やシェーカーたちを眺めながら

 

今日も至福の1杯を味わう。。。

 

 


 

写真:「洋酒博物館」店内(中央が北村さん)

 

「熱血漢」

 

マスターの北村 聡さんは

 

当ホームページでも紹介する

 

銀座「JBA BAR SUZUKI」で

 

長らくチーフを務めた方であり、

 

東京カクテルコンテ3年連続優勝、

 

全国バーテンダーカクテルコンテ3年連続金賞、

 

スコッチウィスキーカクテルコンテ優勝、

 

マルティーニカクテルコンテ優勝など

 

数々のカクテルコンクール優勝経験を持つ

 

関東を代表するバーテンダーの一人であり、

 

飲むにつけて北村さんのお客様へ対する

 

温かい想いが伝わってくる

 

ハート色のオリジナルカクテル

 

 「 心の旅 」 をはじめ、

 

氏の創作カクテルの数は相当数に及ぶ。

 

また、サントリーフードビジネス校では

 

バーテンダー講師を務める一方、

 

NBA(日本バーテンダー協会)関東本部においても、

 

理事を務める多忙な方である。

 

しかし、常に洋酒・カクテル研究に

 

前向きに取り組む氏の

 

熱き思いは尽きることはない。

 

氏の情熱すべてがそこに注がれるのである。

 

その熱血漢の手で作られるカクテルを

 

是非一度味わっていただきたい。


 

JBA BAR「洋酒博物館」

 

東京都中央区銀座6-9-13 

 

中嶋ビル3F

 

℡ 03-3571-8600

 

http://r.gnavi.co.jp/g087600/

 

最寄り駅

 

地下鉄銀座駅A1・A2出口より徒歩2分

 

お店一口メモ・・・

 

ウィスキー 800円~ カクテル 1000円

 

というようなお値段です。

 

希少価値の高い物ですと

 

やはり1ショット3,000~6,000円あたり。

 

北村さんをはじめ、

 

気さくなスタッフの皆さんは

 

お酒に対し情熱溢れる方ばかりですので、

 

バー初心者の方も色々とお酒のことを

 

教わることが出来ると思います。